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ハスク  

1993年4月に留学の為、韓国に降り立った私は始めて会う親戚の叔父さんに連れられ、ハスク(下宿)へ向かいました。

最初のイメージは「牢屋みたいだな、、、」。6畳の部屋に30cm程の四角い窓が1つだけ。

冬の寒さが厳しい韓国では密閉率が半端じゃない。設計上の問題なのか?それなら仕方ありませんが、そうでないならば夏の暑さとのバランスがちょっと、、、。なにわともあれ息苦いハスクの生活がスタート。

 

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私の住んでいた下宿は朝晩の食事付きで、洗濯もアジュンマ(おばさん)がやってくれます。当時はまだ洗濯機があまり一般的ではなかった(私の下宿だけかも、、、)ので、洗濯板と洗濯石鹸で手洗い。だからプリントの入ったTシャツなどは、何度か洗濯に出すと消えていきます。だから、隣に住んでいる人の襟はいつもボロかったのか?

クラスの友達に聞くと皆、似たり寄ったり。

・夜勝手に台所に入って物を食べない様、台所に鍵を掛けてるせこいハスク。

・誰かがお風呂に入ると夏でも部屋の温度が40度を越すハスク。

・夏冬問わずお湯が出ないハスク(心臓たたきながらシャワーしてたな~)。

・ビックリするくらい大きな鼠がでる廃墟の様なハスク。

と、数え切れないほど面白い下宿がありましたよ(笑)。アジュンマも色んな人いたな~。ああ言う生活環境も今では本当に楽しい思い出。

 

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