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リヤカーで引越し  

「起きろ!遅れるぞ」毎週日曜日にアジュンマが起こしに来ます。韓国生活で2件目にお世話になったハスク(下宿)のアジュンマ(おばさん)の話しです。

最初の下宿の近所にブレマーと言うチェーン店のコーヒーショップがありました。そこには日本から来た私に親切にしてくれる若い学生が沢山いました。勿論店長のアジュンマも滅茶苦茶良い人。息子のように可愛がってくれました。そんなアジュンマが新しい下宿を紹介してくれ、引越しも「私が車を出してあげる」。まじ良い人だ。

 

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引越し当日、荷物をまとめ表で待っていると、アジュンマがリアカーを引いて登場。圧倒的な良い人の前では文句を言えるわけがない。リアカーで引越し。この経験がある人はそういないだろ~。

 

2件目の下宿に到着。相変わらず部屋はひどい。2階のロビーの一角にベニヤ板を貼り付けて壁にしただけの2畳半くらいの部屋で、窓側に作っている為今度は一面全部窓。荷物を置いてテーブルを置くと、布団を引くスペースがありません。仕方なく机の下に足を突っ込む様に寝ていました。まあ、「飯も美味いし、こんなもんか」と気分はなかなか上々。

 

越してきて最初の日曜の朝。アジュンマにたたき起こされました。「起きろ!一緒に行かないと下宿させてやんないぞ」教会に行くと言うのです。「いや、私はクリスチャンじゃないから結構です。」と断ると、「じゃあ、泊めてやれないな、荷物をまとめて!」。うお~最悪、、、なんじゃそれ~、お金払ってるのに~。いきなり下宿を放り出されても困ってしまうので、渋々教会へ行きました。

初めての教会で言葉もよく分からずにいると、牧師さんが「今日は新しい友達を紹介します」と私の名前を呼びました。えっ!入信してるみたいになってる!

それから何度か行きましたが、生活の為とは言えやっぱりこう言う通い方は良くないとアジュンマに伝え、理解してもらい教会に行かずに下宿させて頂く事になりました。頂くってのも変ですが、、、。理解してもらうと一言に言っても、それまでには日本から電子ジャーや電気ポットなどをお土産に献上し、大変だったんですよ。

 

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